リーディングマーク様 BtoB SaaS「ミキワメ」のリード獲得に向けたオウンドメディア開設・運用の事例

ご依頼の経緯と課題

ご依頼の経緯

就職支援サービスであるミキワメ就活(旧:レクミー)を主力事業としていた株式会社リーディングマーク様。

新規事業として、適性検査ツールの「ミキワメ適性検査」や、従業員向けサーベイの「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」をリリースしていくにあたり、オウンドメディア施策を実施したいというご要望をいただき、ミキワメラボをリリースしました。

課題

オウンドメディアの開発や記事作成を行える社内体制が不足している

新規事業ということもあり、開発リソースはサービスサイトが優先でオウンドメディアに割く余裕はありませんでした。また記事作成についても社内対応は難しく、企画、開発、運用を一貫して対応できるパートナーを検討されていました。

オウンドメディアの目的やCVポイントの設計を十分に行えていない

オウンドメディアは短期で成果が出るものではなく、数年単位の長期施策であること、また目の前のCV獲得だけでなく、様々な目的に活用可能なことはご理解いただいていました。一方で、立ち上げ時にまずどういった方針で進めるかの整理や、それに紐づくCVポイント設計は十分に行えていない状態でした。

施策のポイントと内容

オウンドメディアの要件定義と立ち上げ

リード獲得においては数・質の双方が重要です。インサイドセールスの体制は整いつつあったため、まずは質は問わずお問い合わせリード”数”をKPIに設定しました。その上で当初は流入数と重要キーワード順位を定量目標とし、一定メディアが育ってきてからリード数に最適化していく旨で合意しました。

WordPressテーマの選定、カスタマイズ等を実施し、一定本数の記事を掲載したうえで公開しました。

GTM、GA4での計測設定、及びレポート整備

上記目的の達成のために計測する各中間KPIを定め、GTM及びGA4でのイベント設定を実施しました。

Looker Studioによるリアルタイムレポートも整備し、状況を常に把握いただける状態を作りました。

状況に合わせた記事制作

当初は流入数最大化のために、SNSシェアされやすいミキワメの背景に関するリーディングマーク社員様の執筆記事及び、検索ボリュームを重視したSEO目的記事作成を行いました。

当初目標の流入数を達成した後は、リード数最大化のためにより適性検査・サーベイの検討段階が深い方向けの記事作成に切り替えるなど、事業やメディアのフェーズに応じた記事を作成しました。

CVR改善施策の実施

CVR改善のために、記事別やCTA別のCVR検証を行い、最適な記事テーマやCTAを見つけ出し、その後の施策に横展開しました。

検証のためのGTMイベント設定及び、サイト側の各種パラメータ設定を行いました。

ドメイン移管の議論と実施作業

当初は主力サイトであったrecme.jpドメイン配下にミキワメラボを設置していました。

しかし、recme.jpは就活関連サイト、mikiwame.comドメインが適性検査・サーベイ関連サイトというすみ分けが強くなっていく中、ミキワメラボもmikwiwame.com配下に移すべきでは?という議論になりました。

被リンク数等の一般にドメインの強さを表すとされる指標ではrecme.jpが上位でしたが、サイトテーマとのマッチの観点もあり、慎重に検討を行いました。

結果、ミキワメラボをmikiwame.comに移管したところ、流入は大きく向上する結果となりました。

上記のように、様々な施策をオウンドメディアの状況に応じてご提案・実行する伴走をさせていただきました。

お客様の声

株式会社リーディングマーク 組織開発事業部
マーケティング
森 亮様

メメント様には日々オウンドメディアに関して1~10までご支援いただいており非常に助けられております。弊社内にはSEO等に精通した者があまりおらず、具体的に「何をしたら成果につなげられるのか」というところが確証が持てないことが多いという状況がございます。

メメント様のご支援では実際の数値や直近のトレンドやアルゴリズムの変更などを踏まえて、定量で何をすべきかという部分をご提案いただいており、社内でも納得感や先々の見通しを持って動き始められおります。また弊社からの突発的かつ短納期のご依頼などにも柔軟に対応してくださっており、今となっては欠かせない存在となっております。

まだまだ弊社のミキワメラボは成長途中のメディアですので、今後も引き続きご支援いただきつつ、一緒に良いメディアを作っていけると非常に嬉しく思っております。