成果に繋がる一連の流れを意識し、課題と施策の対応を明確にしたSEO戦略をサポートします

SEO施策を検討していく中でよく陥る問題として、

  • 散発的な「やらないよりはやった方がいい」レベルの施策を提案され続ける
  • 優先順位をつけずに実施した結果、特に順位・流入に変化がない
  • より根本的な課題には目を向けられず、修正されない

といった例がよくあります。
我々はこのような事態を避けるため、

  • SEOを一連の流れで捉えること
  • 課題の優先順位を最初に明確にし、各施策と課題の繋がりを示すこと

を重視しています。

SEO施策を実施していても、なかなか成果に繋がっている実感がない方は、一度ご相談ください。

SEOの一連の流れ

SEOで順位・流入までつなげていくために、下記の順番で検討をしていきます。

前の観点に課題がある状態で後続への施策を行っても、成果には至りません。例えば、

  • 狙うキーワードに対応するページがないのに、クロール促進施策を行っても意味がない
  • インデックスされていないのに、ページ内のコンテンツを拡充してもそもそも検索結果に表示されない

のような形です。

順序観点詳細
1キーワード対象ユーザーが検索するキーワードは明確に把握できているか
2ページそのキーワードに対応するページは存在するか
3クロールそのページは検索エンジンに認識されて、クロールされているか
4インデックスデータベースに登録(インデックス)され、検索結果に表示されうる状態になっているか
5コンテンツそのページには競合優位かつユーザーのニーズを満たすコンテンツがあるか
6順位・流入想定通りの順位・流入を得られているか
SEO方針を検討する上でのフレームワーク

各ステップごとのよくある課題

各ステップごとに、以下のような課題があります。
どの部分が解決できていないために成果が繋がっていないのか、を分析していきます。

順序観点課題の例
1キーワード・ユーザーがどのようなKWで検索するのか把握できていない
・KWの月間検索数や、想定流入数が把握できていない
・対策しているKWが実は想定ユーザーが検索するKWではない
2ページ・KWに対応するページが存在しない
・同じKWに対応するページが複数存在し、重複してしまっている
3クロール・クローラーにページを発見させやすいサイト構造になっていない
・クロールしてほしいページを誤ってブロックしてしまっている
4インデックス・インデックスさせるべきページをブロックしている
・インデックスしなくて良い大量のページを処理できておらず、重要なページが埋もれている
5コンテンツ・競合より検索ニーズに合うコンテンツを用意できていない
・コンテンツの量・独自性が足りない
6順位・流入

具体的な取り組み内容

アパレル系ECの事例

業界内で一定の知名度があり、商品点数も豊富なサイトでしたが、順位が上がってこないということで相談を受けました。

別コンサル会社から「コンテンツが足りないことが原因。拡充すれば順位が上がる」という提案があったことで記事を増やしたり、各商品ページに解説を入れるなどのコンテンツ施策を行っていました。

しかし、我々の調査の結果、その前段階のインデックスに課題がありました。

システムの仕様上、同じ商品ページが複数URLで生成されており、重複コンテンツになっていることで、インデックスがされていない状態でした。
インデックスされていないのに、コンテンツを足してもそもそも検索結果に出てこないので順位は上がりません。

重複対策のためにcanonicalやリダイレクト等の施策を行っていくことでまずは合意しました。

このように、順位・流入までのフレームワークに則り、課題を明確にしながらのサポートを行います。
成果がなかなか出ていなかったり、サイトの課題がどこか明確でないと感じている方は、まずはぜひご相談ください。